Life/ついに楽天ペイがApple Watchに対応しました!


2025年6月4日、楽天ペイがApple Watchに対応しました。
Apple Watchユーザーには待望のアップデートです。私も早速試してみたので、使い勝手や注意点などをまとめてみました。
Apple Watch用の楽天ペイ画面は、とてもシンプルで使いやすい
【バーコード】【QRコード】【楽天ポイント】【楽天キャッシュ残高】の基本4画面。
更新マークをタップすれば即時リロードでき、支払い前の確認もスムーズです。これで、スマホを取り出さずに決済が完了。
今までPayPayに頼っていた場面でも、楽天ペイが使えるようになりました。

ここからが本題 ――
複数端末での利用はできる?
「私のまわりではスマホ2台持ちという人も多いです。となれば「楽天ペイを複数のスマホで使いたい」と考える方もいると思います。私の場合は次のような状況下を前提とします。
・所有のスマホ複数台(仕事用とプライベート用など)の用途で分けて使いたい。
・同じ楽天IDを使いたい。
・楽天銀行口座はひとつ。
このような条件では、*楽天ペイは現時点で “1台のみ対応” *という制限があります。
よくある誤解:「複数台で使える」との情報
ネット上には「複数台でも使える」という書き込みも複数見られます。たとえば、過去には夫婦で1つのIDを共有することも可能でした。しかし現在は、楽天ペイの公式見解として以下のような案内があります。
ご本人様の端末1台にアプリをインストールし、
ご本人様名義の楽天会員IDで、
ご本人様名義のクレジットカードまたは楽天銀行口座を設定のうえ、
ご本人様のみご利用いただくことをお願いしております。
セキュリティ面から見た「複数台利用」のリスク
(私の前述の前提条件であれば無理ですが)技術的には複数台利用は可能です。でも、複数台での利用は推奨されていません。 セキュリティ上の理由から、制限がかかったり、不正利用と判断される可能性もあるため不安な気持ちが残ります。
Apple Watch対応は歓迎、ただし、スマホでの複数台利用には注意
Apple Watch対応で楽天ペイの使い勝手は大きく向上 ―― ただし、楽天ペイは現時点で1台の端末でのみ利用可能。複数台での利用は控えたほうが安心、と私個人は捉えています。ある日突然<楽天ペイのご利用が制限されています>との宣告を受けないためにも。
セキュリティも考慮したうえで、PayPayのようにマルチ端末対応ができると理想的ですが、楽天ペイの今後の改善に期待したいところです。