Life/JR東日本💺「JRE GO」 を開始!

※2026年2月23日時点の情報をもとに作成した内容です。
2026年秋、JR東日本が新しい新幹線予約サービス 「JRE GO(ジェイアールイー ゴー)」 を開始する予定です。![]()
『JRE GO』『えきねっと』『タッチでGO!新幹線』 の3つは、競合ではなく新幹線の乗り方を3種類に分けたものとなります。
この3つをザクッとまとめると、
💺列車(新幹線)を1本決めて、その席を押さえるだけ
→ JRE GO
💺乗り方や経路、割引も含めて考える
→ えきねっと
💺思い立って自由席にそのまま乗る
→ タッチでGO!新幹線
1.JRE GOとは
「えきねっとのリニューアル?」と思いがちですが、実際はそうではありません。
JRE GO は、 1本の新幹線の乗車ごとに完結させる予約方法です。
JRE GOはひとことで言うと“今すぐ新幹線に乗る人のための専用窓口”のようなもの。
たとえば、「ポイントなんていらない!乗り継ぎもない!今すぐ席を素早く確保したい!」なんていうシーンで便利します。
2.なぜ新しいサービスを作ったのか
そこには「えきねっとの問題点」があるからです。
えきねっとは高機能ですが、その代わりに次のような弱点がありました。
操作が多い。
検索が分かりにくい。
予約に時間がかかる。
実際、予約完了まで約21ステップ・十数分かかる と言われています。
ところが、JR東日本のデータでは、新幹線利用者の約半数が「当日予約」。
つまり、旅行の計画ではなく、「今から乗る」という人が非常に多いのです。
そこでJR東日本は発想を変えました。
3.JRE GOでできること
JRE GOは、従来の「きっぷ予約サイト」ではありません。
JRE GOが得意なのは、徹底して「速さ」です。つまり駅に向かいながら予約して、そのまま改札に入れる・・・これがJRE GOの目的です。
<主な特徴>
最短4ステップ(約1分)で予約。
空席を一覧表示(列車比較が簡単)。
当日予約に強い。
直前の変更・払戻がトップ画面から可能。
モバイルSuicaでそのまま乗車(チケットレス)。
4.ただし、できないことも多い
JRE GOはかなり機能を絞っています。
JRE GOが扱うのは、JR東日本エリア内の新幹線eチケット(通常価格)だけです。
<JRE GOができないこと>
トクだ値(割引きっぷ)
紙のきっぷの受け取り
在来線特急との乗り継ぎ
他社新幹線(東海道・山陽など)
JRE POINT特典チケット
大人の休日倶楽部
これらはすべて えきねっと を使うことになります。
たとえばこんなときは?
JR東日本の[新幹線A]から同じJR東日本の[新幹線B]にJRE GOで乗り継ぐときは、それぞれ別々に予約をして、交通系ICカードで紐づける形で乗り継ぐようです。
※つまり、えきねっとのように、乗り継ぐ新幹線も含めて、同時に一連の予約として操作することはできないということになります。
5.将来はどうなる?
JR東日本は将来的にJRE GOとえきねっとの一体化を予定しています。
ただし、これは「どちらかが消える」という意味ではありません。
6.さらに混乱しやすい「タッチでGO!新幹線」と何が違うの?
タッチでGO!新幹線は、予約をしないで乗る仕組みです。
予約なし。
自由席のみ。
Suica残高から引き落とし一択。
つまり、“新幹線版Suica”(快速列車にそのまま乗る感覚)です。
JRの優しい移行
■JRのシステムは派手な革新ではなく、使い方を変えさせないまま中身を変えるタイプです。
いきなり紙のきっぷを廃止しない。
えきねっとも消さない。
タッチでGO!も残す。
そこにJRE GOを足す。
つまり「置き換え」ではなく、“選択肢を増やして自然に移行させる” 方法です。
※同じく秋から登場する「teppay」もそうですが、Suicaの機能は今までどおりそのまま残し、コード決済機能をそっと隣りに追加します。
■鉄道はスマホサービスと違って、いきなり全部を入れ替えることができません。
♡高齢の方も毎日使う。
♡スマホを使わない人もいる。
♡紙のきっぷが安心な人もいる。
♡1年に1回しか乗らない人もいる。
♡仕事で毎週乗る人もいる。
この全部を同時に成立させないといけない。
だからJRは、新しい仕組みを作るときに、「新しい人を便利にする」ではなく、「今までの人を困らせないまま、新しい使い方を足す」という設計を選び続けています。
たとえば今回の JRE GO も、本当なら「えきねっとを終了して新アプリへ」のほうがシステムとしては簡単です。でもそれをしない。ここがJRらしいところです。


