熱海 ⛩️ 來宮神社  ‘2026.1月

伊豆半島を代表する観光地、熱海。その山間にひっそりと、しかし力強く鎮座するのが、日本屈指のパワースポットとして知られる「来宮(きのみや)神社」です。

ここの象徴といえば、何といっても国指定天然記念物の御神木「大楠(おおくす)」。樹齢2100年を超えるその圧倒的な佇まいは、見上げるだけで心が洗われるような不思議な生命力に満ちあふれています。

神社の基本情報と概要

  • 名 称: 來宮神社(きのみやじんじゃ)
  • 所在地: 静岡県熱海市
  • 歴史・由緒: 和銅3年(710年)に創建されたと伝えられる古い歴史。全国にある四十四社のキノミヤジンジャの総社であること。
  • 御祭神: 五十猛命(いたけるのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、大己貴命(おおなもちのみこと)の三柱。

最大の見どころ:「大楠」-御神木-

樹齢二千年を超える(本州一位の巨樹)、幹周り約24メートル。
昭和8年、国の天然記念物に指定されたのは、こちら第一大楠です。

古くから伝わる2つの特別な参拝方法
     

1. 寿命が延びる?「健康長寿」の願い

「幹を一周すると寿命が一年延びる」

2. 誰にも言わずに「心願成就」

「願い事を誰にも言わずに一周すると、その願いが叶う」


来宮神社には「第一大楠(本殿横の大楠)」「第二大楠(境内奥の大楠)」の2本の巨大な御神木があります。これらは別々の木です。

第一大楠
推定樹齢2000年超えで、幹が二股に分かれていたのが折れてしまったもの。
「ご利益の言い伝え」として「健康長寿」「心願成就」の象徴として親しまれています。
守り神のような静けさを感じさせる木。

第ニ大楠
樹齢1300年超えで落雷で中が空洞になったものの、現在も生き続けているのが特徴で、その「生命力の象徴」として語られることが多いそうです。
逆境を越えてきた強さと優しさを感じさせる木。こちらは、国の天然記念物には指定されていません。


「結び葉」(元来宮神社 直営 お休み処)
来宮神社境内のお店には「麦こがし」を使用したお菓子や飲み物などが多くあります。
麦こがし」は、来宮神社で特別な意味を持つ縁起物で、健康長寿のご利益があるとされています。

「麦こがし」とは、大麦(はだか麦)を炒って挽いた粉末のことで、香ばしい風味とほのかな甘みが特徴の昔ながらの食品なんですね。


鳥居の「結び葉
 鳥居脇にあるウッドデッキのオープンテラスが特徴のお休み処。店頭で焼いているお団子がおいしそうです。

茶寮「報鼓」
 お土産や神社オリジナルの雑貨の販売もあるオープンテラスのカフェ。体裁のいいきちんと感のある和菓子も多く、お土産用には最適なお品ばかり。

厨 「楠の香
 お守り授与所のある参集殿(社務所)の屋上にあるオープンテラスカフェ。

茶寮「五色の杜」
 大楠のすぐ近くに位置する茶寮。落雁がトッピングされた「麦こがしのソフトクリーム」が人気とか。




踊り子号」は何年(何十年ぶり)です。当日は、島根・鳥取方面の地震の影響で東海道新幹線に遅延が起きていましたが、踊り子号には影響がなく、予定どおり過ごすことができました。

来宮駅」に来たのは初めてでした。電車から降りて来ると出口付近でちょっとザワツキが・・・そのわけは、なんとこの駅には通常の改札口がありません。窓口も駅員さんの姿もなく、代わりに入場と退場用の(指定券受取機?)のような形状の機械があり、スマホでピッ!という仕組みでした。気づかない人はそのまま外に出てしまいそうです。

麦こがし」の粉?がかかった「おしるこ」をいただきました。甘さ超控えめのお味です。
落雁と、麦こがしを使ったお菓子も購入。個人的には「福こがし」が好みです。

来宮神社の大楠って、私にとっては「お願いを叶えてください」というよりも、
“ここまでよく頑張ってきたね”と静かに受け止めてくれる存在のように感じました。
「昨年はありがとうございました」という気持ちで向き合うと、
木の方からそっと “よく生きてきたね” “今年も大丈夫だよ”と返ってくるような
あの独特の安心感が生まれる・・
また一年、ゆっくり進んでいこう」と思える時間になりました。