Life/大規模災害時に通信を確保する仕組みの誕生

2026年4月1日から運用開始!
JAPANローミング

2022年の大規模な通信障害(KDDIなど)の際、電話が全く使えず社会が混乱しました。
その反省から、「どのキャリアを使っていても、緊急時には他社の設備を相互に使い合えるようにしよう」と、「電話を止めない」仕組みとしてJAPANローミングが準備されたとのことです。

すでに、災害時には携帯キャリアが垣根をこえて無料開放する00000JAPAN(公衆無線LANサービス)が2016年にスタートとしています。

00000JAPAN」があるのに、なぜわざわざコストをかけて「JAPANローミング」を導入するのか。

その理由は、00000JAPANには命を守るための決定的な弱点があるからです。

大きな理由は以下の3点

1. 「110番・119番」ができない

これが最大の理由です。

・00000JAPAN Wi-Fiなので、スマホの「電話(ダイヤル)」から110番や119番にかけることができません。 災害時に一番必要な「救急車を呼ぶ」「通報する」という行動がとれないのです。

JAPANローミング: 携帯電話の電波そのものを使うので、自社が圏外でも他社の電波を借りて緊急通報ができます。

2. 「場所」の制約が強すぎる

・00000JAPAN Wi-Fiスポット(コンビニ、駅、避難所など)の半径数十メートル以内にいないと使えません。移動しながら使うのも困難です。

JAPANローミング: 日本中の「他社の基地局」がカバーするエリアすべてが対象です。山道や住宅街など、Wi-Fiスポットがない場所でも救済されます

3. 「自動」か「手動」か

・00000JAPAN 自分で設定画面を開き、SSID(00000JAPAN)を探して接続する手間があります。混乱した災害時に、ITに詳しくない人が設定するのはハードルが高いという課題がありました。

JAPANローミング: スマホが自動で電波を探して切り替わります(※機種によりますが、基本は自動化を目指しています)。「気づいたらつながっていた」という状態を作れるのが強みです。

4. セキュリティ

・00000JAPAN 緊急時の利便性を優先して暗号化されていないことが多いため、個人情報の入力には注意が必要です。

JAPANローミング: 携帯電話回線の仕組み(ローミング)を利用するため、通常のスマホ利用と同等のセキュリティが保たれます。


このように、00000JAPANの弱点をカバーできるのが「JAPANローミング」なのです。